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Aji de gallina(アヒ・デ・ガジーナ 【ペルー共和国 リマ群】)

南米の国ペルーは南北に長く、太平洋に面する地域や大河の流域に広がる地域、アンデス高原に繋がる地域など、地理的条件の違いによって自然環境が大きく変化し様々な文化が育まれてきました。特に料理や食文化に地域色が強くでており、伝統的な料理はアマゾン料理、アンデス料理、アレキパ料理、リマ料理、北部沿岸地域に分けられます。
中でも南アメリカにおける最大都市の一つでもあるペルーの首都リマは、かつてスペインが中南米を植民地化していく中でペルー副王領の首都だったこともあり、古代文明の遺跡とともに植民地時代に築かれた建物が共存しています。
リマの料理は、海と山からの食材が豊富だったことや、ヨーロッパやアフリカ、中国などから多様な文化が伝わってきたことで、多様な文化が混ざり合って発展してきました。
例えば、中国移民がルーツとさせる牛肉とジャガイモの醤油炒め「ロモ・サルタード」、イタリア移民のトリッパのトマト煮がルーツの「モンドンギート」、アフリカ移民が食べた内臓料理とされる「カウカウ」など各地からの移民が手に入れられる食材を使ってアレンジした料理が元になっている事が多いようです。

材料

ホワイトチキン(津軽どり)
400g
ホワイトチキン(肉汁)
40g
食パン
1/2斤分
タマネギ(みじん切り)
1個分(200g)
ピーカンナッツ(粗く砕く)
25g
ケソ・コスティージャ(粉チーズ)
12g
アヒ・ミラ・ソル(唐辛子ペースト)
32g
牛乳
500㏄
サラダオイル
30㏄
食塩
適量
コショウ
適量
インディカ米
2.5合(260g)
ジャガイモ
2個分
ゆで卵(くし切り)
2個分
オリーブの実
8個

作り方

  1. インディカ米は生米1:水1.3の割合で炊いておく。
  2. ジャガイモは皮付きのまま塩ゆでし、火が通ったら皮を剥いて厚めにスライスする。
  3. ホワイトチキンを手で細かくほぐす。
  4. ホワイトチキン(肉汁)に水300㏄を加え、ちぎった食パンを浸す。
  5. 鍋にサラダオイルを熱してタマネギを炒め、軽く色づいたらアヒ・ミラ・ソルを加えて香りが立つまで炒める。
  6. ⑤に牛乳を加え、軽く煮立ったら④とピーカンナッツを加えてよく混ぜる。
  7. 塩コショウで味を都調えたらミキサーでピューレー状にする。
  8. 再び鍋に戻し、ホワイトチキンとチーズを加えて軽く煮込む。
  9. お皿にご飯を盛り付けてからジャガイモを乗せ、⑧を上からかける。
  10. ゆで卵とオリーブの実をトッピングする。

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商品紹介

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メニュー提案者

本多 真本多 真

アヒ・デ・ガジーナは、スペインがルーツの料理といわれています。アヒ(aji)は唐辛子、ガジーナ(gallina)
はひな鶏を指すスペイン語。鶏むね肉を茹でた煮汁に固くなったパンを浸してやわらかく煮てから牛乳やアヒ・ミラ・ソル(唐辛子)、チーズやピーカンナッツなどで味付けします。タマネギとパンをチキンブイヨン入りの牛乳で煮込むので先味は優しい感じですが、アヒ・ミラ・ソルの辛味が後から追いかけてきます。鶏むね肉を茹でる時の煮汁を使ったり、パンをソースのつなぎに使ったりするのは生活の知恵なのかもしれません。

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