
よだれ鶏は、川菜(チョワンツァイ、四川料理)の一つで中国名は口水鶏(コウシェイヂィ)。茹でた鶏肉に唐辛子や花椒・ラー油の入った辛いタレで食べる冷菜です。口水鶏の口水は“よだれ”を意味することから日本では“よだれ鶏”と呼ばれ人気が高まっています。
口水鶏は、白切鶏(パイチエヂィ)または白片鶏(パイピエンヂィ)と呼ばれている茹で鶏の一種。首や内臓、足先を外した丸鶏をネギやショウガなどと共に茹でて調理し、皮目を上にして皿に盛り付けて薬味やタレなどを掛けて仕上げる前菜です。
これが何故、“よだれ”を意味する口水という単語を使った口水鶏と呼ばれるようになったのかということには理由があります。四川省出身で中国の近代文学・歴史学の先駆者とされている郭沫若(かくまつじゃく、1892~1978年)がその著書の中で、「少年時代に故郷の四川省で食べた真っ白な白切鶏と、赤い海椒(ハイジャオ、唐辛子のこと)が入った辣油は、今思い出してもよだれが出てくる。」といったことを書き、それを由来に口水鶏と名付けられたとされています。
- ホワイトチキン(津軽どり)
- 2パック
- Ⓐ 醤油
- 小さじ1
- Ⓐ 中国醤油
- 大さじ1
- Ⓐ 黒酢
- 小さじ2
- Ⓐ 紹興酒
- 小さじ1
- Ⓐ 砂糖
- 少量
- Ⓐ 唐辛子
- 少量
- Ⓐ 花椒(ホワジャオ)
- 少量
- Ⓐ ごまラー油
- 大さじ1.5
- Ⓐ ニンニク(揚げ刻み)
- 適量
- Ⓑ 香菜(パクチー)
- 適量
- ホワイトチキンを厚めにスライスする。
- Ⓐの材料を良く混ぜ合わせる。
- 皿にチキンを盛り付けⒶのタレを掛ける。
- Ⓑの香菜(パクチー)をトッピングする。
- ※ 好みで3のあと、ラー油や花椒、唐辛子、ゴマを掛けて味を調整することもできます。
よだれ鶏は、世界の地方料理HPのレシピの中で一番人気のあるメニューです。今年の夏も様々なメディアで取り上げられていました。私たちは全国の厨房にお邪魔しているので普段から”プロに認められる味”を提案しています。私もヒリヒリ痺れて汗だくになりながら試食させてもらいました。個人的にはかなり厳しい味ですが、辛い料理が得意な人たちからは大好評でした。「辛みの奥に旨味がある。」というのを理解するのには修業が必要です(笑)

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