
東坡肉(1037~1101年)は、1089年に杭州(現在の浙江省杭州市)の知州(長官)として西湖の水利工事に携わっていた宋代の詩人、蘇東坡(そとうば 1036~1101)が好んで食べたという豚の角煮です。豚バラ肉を塊のまま茹でて火を通してから醤油や砂糖、浙江省特産の紹興酒とともに煮込みます。この料理を工事関係者の人々に振舞ったところ、あまりの美味しさに料理名に名前がつけられたとされています。
蘇東坡は眉州眉山県(現在の四川省眉山市東坡区)出身で北宋の政治家として活躍した蘇 軾(そ しょく)という人物のことで、政治家以外にも宋代を代表する詩人として名をはせたほか、書家や画家としても才能を発揮していました。本名よりも蘇東坡という名で知られているのは、別に東坡居士という号を使っていたからです。
 この時代、豚肉は卑しい食べ物とされ、貧しい人々も食べようとしませんでした。一方、蘇東坡の出身地である眉州眉山県では昔から東坡肉の元祖のような料理が人気で、蘇東坡も幼少期に食べていたようです。近年では、蘇東坡が昔食べた「おふくろの味」を思い出しながら自分の好みの味付けに仕上げたのだろうという説が有力になっています。
- グリル用ポーク
 - 600g
 - 醤油
 - 大さじ 2.5
 - 氷砂糖
 - 20個
 - 紹興酒
 - 340cc
 - 生姜(皮付き、大)
 - 1個
 - 水
 - 350cc
 - 青梗菜
 - 一束
 
- グリル用ポークを4~5㎝の角切りにする。
 - 中華鍋に調味料とともにいれる。
 - 蓋をしたまま弱火で1時間半ほど煮込む。
 - 火を止めて30分ほど蒸らす。
 - 皿に盛り付けたら、青梗菜を添える。
 
本多 真蘇東坡が豚肉について書いた食猪肉という詩です。(猪肉は豚肉を指します。)黄州好猪肉 價賎等糞土 富者不肯喫 貧者不解煮 慢著火、少著水 火候足時他自美 毎日起来打一盌 飽得自家君莫管(黄州の豚肉は良いものなのに値段は泥土のように安い。富のある者は敢えて食べず、貧しい者も煮ることを知らない。ゆっくり火にかけて少量の水で時間をかけて火を通せば自ずと美味しくなる。毎日一皿ずつ食べ続けて私は自分を食べたように腹一杯になっているが、あなたは気にすることはない。)
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