オーストラリアやニュージーランドで食べられている一番の国民食がこのオーストラリアン・ミートパイです。2003年にはニューサウスウェールズ州のボブ・カー首相によって国民食として位置づけられました。ちなみに国民一人当たり1年間の平均消費量は12個とのことです。
この料理は、大昔にこの土地を開拓したイギリス人達が食べていたことから根付いたと言われている、いわばソウルフードです。ベーシックなパイは牛肉、タマネギ、マッシュルームをグレービーソースとともにパイ側で包んで焼き上げて作られますが、各家庭でソースの味付けを変化させたバリエーションもあるようです。